面白い!と書かれていて本当に面白かったのがこちら、
フレッド・カサック
「殺人交叉点」。
驚愕の結末!とあまりにあおられ過ぎていて、実はメインのトリックは最初からわかっちゃったりしていたのですが(苦笑)、それでも筋運びとか語り口がすてき。映画を観ているような感覚で読んでいました。
何でもない一文を読んだ途端、目の前に鮮やかにカットが立ち上がることも。
フランスミステリ、恐るべし。
ミステリでフランスってイメージそんなにないなあ、
メグレ警視シリーズくらい?
訳者の平岡さんがおっしゃってますが、
確かにフランスミステリは日本に紹介され損なっているらしいですね。
ちょっと探してみたくなってきました。
平岡敦さんインタビュー
http://www.litrans21.net/whodunit/int/hira.htm
もちろんこの面白さは訳に依るところが大きいのは間違いなく、
訳者さんを追っかけてみたくもなっております。
平岡 敦さん
http://ja.wikipedia.org/wiki/平岡敦
ところで本書を読みながら、映画「死刑台のエレベーター」を思い出しました。
観たのもずーっと昔にテレビでだし、ほとんど覚えてないけれど、
いくつかのシーンと、最後におお、と思ったことは覚えている。
というわけでレンタルしてきて観ることにします。
ついでと言っては何ですが原作本がある。
これも読んでみよう。
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「殺人交叉点」 フレッド・カサック
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